今回は最強カポタストG7th Performance 3 ARTを紹介したいと思います。
カポタストは各フレットに装着することでコードのポジションを変えずにキーを変えることができるギターの便利グッズです。
しかしそんな超便利なカポタストですが物によってはシャープし過ぎてしまい音痴なチューニングになってしまったり指板のRとカポタストの形が合わず弦がビビってしまうこともよくあります。
今回はその悩みを全て解消した最強のカポを詳しく解説していきます。
ほとんどの6弦ギターの指板にピッタリ装着できる
今回新しくリニューアルされたG7thの大きな見所である【ART機能】ですが、この機能のお陰でどのギターでもこのカポ一本で対応できるようになりました!
ギターの指板のRはギターの種類やメーカーによって違います。
大体のカポは形が決まってるのでギターによっては形が合わない場合があります。
指板のRとカポの形が合っていないと開放弦の音が詰まったりチューニングが安定しないので結構致命的ですよね。
それらを改善したのが【ART機能】です。
カポで弦を押さえた時にカポ内部の機構が柔軟に変形しながら合わせてくれます。
これによって各弦1〜6弦に合わせてバランス良く押さえてくれるんですね。
まさに今までにありそうでなかったは画期的な機能です。
チューニングの安定も期待できるので安心してライブでも使えます。
音程がシャープしにくい
このG7thはネックに挟む時、挟む力加減を自由に調整できるので安定したチューニングが期待できます。
一般的なカポタストはバネの力でネックを挟み込むのが主流です。
しかしバネの力は結構強力なので必要以上に弦を押さえ込んでしまいチューニングがシャープ(音程が上がる)してしまうんですね。
一方G7thは独自のクラッチシステムと言うギアを内蔵しております。
そのためネックを挟み込んだ分だけ挟み込み、自分で力の調整をすることが可能です。
このシステムのお陰で音程が余分にシャープすることを防ぐ事ができます。
まずこの点は他のカポタストには無いところなので音程の不安定で悩んでいる人にはオススメのカポですね!
脱着がしやすくライブでも即戦力
G7th本体にはレバーがついており、それを引く事でギアの固定を解除することができます。
片手で握ったままレバーを引くことができるので曲と曲の合間のキー変更時もカポの移動がかなり楽です。
僕は自分のバンドでよくカポを使いますが、この脱着のしやすさは他のカポでは体験した事がありません。
ネックからカポをスッと取り外してスッと装着できるので余計なストレスをかけずに済んでます。
他のカポだと大体バネ式なのでカポをしっかり握り込んで移動させないといけません。
あのバネって結構力強いんですよね。
手プルプルさせながら装着させ音程にも気を使わないといけなかったので本当にストレスでした。
G7thはそんなバネ式のような力も要らないのでとても楽です。
実際に検証
それではG7thを使ってどれほどチューニングが安定するか検証してみましょう!
使用機材はStrandberg Salen(テレキャスター)を使います。
このギターはフレットが高さが高く、指板のRは浅めです。
そのためカポでギュッと強く挟み込んでしまうと音程が簡単にシャープしてしまいます。
実際に5フレットに装着してみるとほぼシャープせずにチューニングが安定しています。
私の個人的な体験談ですが、前作のG7th Performance2カポではART機能が無いのでStrindbergの指板の形に合わず音が詰まっていました。
カポを力一杯挟み込むと音はなんとか出るものの力が強いためシャープしてしまい使い物にならないような状態。
どうしたらいいかなーと悩んでいたところこのG7th Performance 3を見つけました!
ART機能がとても魅力的で実際使ってみたところ本当に素晴らしいアイテムでした。
少ない力で全ての弦をバランスよくしっかり押さえてくれるのでカポタストとしての機能を充分に発揮してくれています。
もし私のようにカポをしてて【音が詰まる】【チューニングがシャープする】【力任せにカポを装着するのは嫌だ】と悩んでいる方にはオススメです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
G7thは従来のカポタストを使ってた悩みを全て解除したアイテムと言えるでしょう。
音程の安定さ・装着時の挟み込む力の調整・脱着のしやすさどれを取っても全て完璧。
また今後いろんな商品が出てくると思いますが今後のG7thが本当に楽しみです。