【効果絶大!!】宅録にリフレクションフィルターを使うべき2つの理由




“Haike”
どうも、宅録クリエイターのHaike( icon-twitter @Haike_Guitar)です。

みなさん、楽曲のクオリティを高めるために重要なことは何か知っていますか?

それはレコーディングの段階で良い音で録ることです。

とりあえずマイクで録っておけば後で編集でどうにかなるんじゃないかと思うかもしれませんが、結論から言えばそれは難しいです。

やはり元の素材が良くないとEQコンプレッサーでの調整に自由が効かず結果としてイメージからかけ離れた楽曲になってしまいます。

“Haike”
料理と同じで素材が良くないと美味しいものは作れないってことですね

とは言っても一般家庭の部屋では、防音室やレコーディングスタジオで録ったような濁りのないハッキリした音を収録するの難しいでしょう。

レコーディング スタジオの風景です
“Haike”
なかなか一般家庭の部屋にこのようなレコーディングスタジオを設置するのは難しいですよね汗

そこで宅録でもレコーディングスタジオで録ったような音を録れるアイテム【リフレクションフィルター】をご紹介したいと思います。

リフレクションフィルターとは

リフレクションフィルターとは、音の反射を抑えハッキリした音を録るためのレコーディング補助道具です。

あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、このリフレクションフィルターがあればマイク録りの時に次のようなメリットが2点あります。

残響音がマイクに入り込まないようにしてくれる

リフレクションフィルターの内側には凸凹スポンジが貼られています。

凸凹スポンジが音の反響を抑えてくれます!

この凸凹スポンジによって声や音の反射が吸収されてマイクに入ってくる部屋の残響音や遠い音を消してくれます

プロのレコーディングスタジオや防音室では、部屋全体が反射しにくいように設計されているのでリフレクションフィルターはほとんど必要ないでしょう。

しかし、自宅の部屋や練習スタジオのような四角い部屋では、確実にデッドな状態で録るのは難しいです。

デッドとは反響がない場所のことです。

反響がない部屋だと楽器それぞれの音が分離して聞こえるので練習やミックスがしやすくなります。

レコーディングスタジオの大半はデッドな音質で再生できるように設計されています。

このリフレクションフィルターを使うことでレコーディングスタジオで録ったようなスッキリした残響音のない音を録ることができるようになります

“Haike”
以下の動画のようにしっかり効果を感じる事できますよ!
“ポン吉くん”
6:14辺りから比較動画で確認できますね。

ミックスしやすい素材を作り出すことができる

リフレクションフィルターを使ってデッドな素材を作ることができれば、ミックスの時楽に馴染ませることができるようになります。

なぜならミックスはどのパートも同じ環境に合わせることで大事で、そうすることで統一感が増し1つの曲としてまとまりやすくなるからです。

もしボーカルに部屋の残響音が入っていると、他のオケと一緒にリバーブ(エフェクト)をかけた時二重にリバーブがかかることになるので結局オケと統一感が出せずに浮いて聴こえてしまいます。

“ポン吉くん”
基本的にオケとボーカルは同じ空間にできるように心がけましょうって事ですね!

リフレクションフィルターがあればデッドに録る事ができるので、編集の時にオケに合わせながらリバーブをかけれます。

“Haike”
調整が非常に正確で楽になりますよ。

以下の動画はリフレクションフィルターの比較動画です。

“Haike”
リフレクションフィルターを使う前使った後の録音がどれだけ違うかハッキリお分かりいただけると思います

ただマイクをポン置きで部屋の一角でレコーディングしても、声や音の残響音がマイクに入り込んでしまうことが分かったと思います。

リフレクションフィルターを使えればプロのレコーディングスタジオと同じような環境を自宅でも気軽に近づけれるので楽曲クオリティの向上にも繋がります。

リフレクションフィルターの使い方で注意すること

そんな便利なリフレクションフィルターですが、使用する上で注意したい点が2つあります!

ボルト・ネジの緩みを確認しよう

ほとんどのリフレクションフィルターはネジやボルトを使っているので緩みがないか充分に気をつけましょう。

リフレクションフィルターの裏にあるネジでマイクスタンドと固定しています

なぜならネジやボルトが緩んでいると、歌っているときに振動が発生しカタカタとノイズがマイクに入ってしまうからです。

またほとんどの場合マイクスタンドに固定して使いますが、ネジやボルトが緩んでいるとマイクスタンドから外れてリフレクションフィルターの破損に繋がります。

“Haike”
設置時や録音する前にネジ部の緩みがどこかないか一度確認した方が良いですよ。

マイクスタンドはストレートを使おう

リフレクションフィルターは割と重いのでストレートのマイクスタンドを使うと安定して倒れる心配がありません!

ストレートタイプのマイクスタンド

もしブームマイクスタンドしか持っていない方は、ブーム部分を以下の画像のように外せばストレートマイクスタンドになるのでブーム部分を外してからリフレクションフィルターを取り付けましょう!

ブームスタンドは外して使いましょう

Haikeが選ぶおすすめリフレクションフィルター3選

今回は、初心者にでも比較的手に入りやすいように安価ながらもしっかり効果を実感できるリフレクションフィルターを紹介したいと思います。

1番オススメ!!】マランツプロ(Marantz Professional)/Sound Shield

Marantz Professionalが長年をかけて培ったノウハウを基に、ベテランのレコーディングエンジニアでもアマチュアのミュージシャンでも様々なアコースティック環境で正確に録音できるようにデザインされています。

音の吸収・減衰に優れた高密度EVAフォームを貼りつけた5面の収音パネル(固定3面、可動2面)を使用しています。

また小型軽量で可搬性に優れ、デスクトップでもスタンドに取り付けても使用できるので、あらゆる環境でマイクの周囲を取り囲み、正確な録音を実現します。

あまりお金かけたくないけどどんな環境にも合わせてクリティの高いレコーディングをしたい方にはオススメですね!

価格低め】CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CAR900

クラシックプロから出されているリフレクションフィルターCAR900です。

“ポン吉くん”
出ました!我ら価格の味方CLASSIC PRO!!

リフレクションフィルターの中では最安値ですね、さすがです!

肝心な効果ですが、使用してみた限り全然悪くない印象です。

“Haike”
むしろちゃんと周りの残響音をカットしてくれているのでリフレクションフィルターとしてしっかり仕事してくれますね!

ただ重さ2.0kgと割と重めなのでマイクスタンドはしっかりしたもの、またはストレートタイプを使えば安心してお使いいただけます。

ハイクオリティ!!】KAOTICA/EYEBALL

一見変わった形ですがこれも立派なリフレクションフィルターです!

しかも従来のマイクの周りを囲むようなリフレクションフィルターとは違って、マイク全体を覆いかぶせてます

“Haike”
もうここまで覆いかぶせると外来ノイズが入るわけないですよね笑

人類の進化はここまで成長できるんです笑

しかもポップノイズを防止するためのポップガードもついているのでマイクとこのEYEBALLがあれば、プロのレコーディングスタジオと同じ環境を自宅で体験することができます!

少々お値段は高めですが費用対効果は非常に高いリフレクションフィルターです。

ノイズは完全にカットして完全にデッドな環境でレコーディングしたい方にはオススメですね!

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