近年、音楽業界では安価なレコーダーやオーディオインターフェイスが急増し、誰でも気軽に録音・音源化できるようになってきました。
しかし、レコーディングや音楽編集というのは非常に奥深いもので録音の仕方・音の編集の仕方次第でクオリティが変わってきます。
中には「なんとなくマイクを向けて録ったけどこれで本当に良いのか分からない」「どこに気をつけて録音したら良いか分からない」という声が非常に多いです。
そこで初心者・ベテランの方も今一度確認の意味を込めてボーカルレコーディングにあたって 必要な機材を紹介していきたいと思います。
ボーカル録音に必要な9つの機材
マイク
声を拾って電気信号に変えるアイテム。
モデルによって声質が変わります。
マイクについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考ください。
マイクホルダー
コンデンサーマイクをスタンドに取り付けるための専用パーツ。
モデルごとに形状が異なります。
マイクケーブル
マイクを接続するためのケーブル。
両端のコネクタがXLR端子になっています。
Ugreen XLR ケーブル マイクケーブル オス-メス 3ピン ブラック 10m
市販品の他にマイクケーブルを自作することで格安で支出を抑えることができます。
マイクケーブルを自作したい方はこちらの記事もご参考ください。
マイクスタンド
マイクを立てるためのスタンド。
歌録りではスタンドを使うのが基本です。
あまり安いものだと可動部が緩んで倒れたりするので足やブーム部分がしっかりしたものを選びましょう。
また、マイクスタンドではK&Mがド・定番のメーカーです。
頑丈に作られているので安心して使えるのでオススメです。
ポップガード
マイクに息が当たって発生する「ポップノイズ(吹かれ)」を防ぐためのフィルター。
ポップノイズ(吹かれ)とは.マイクで声を録音する時に、マイクを息で吹いてしまう事によって発生するノイズのこと。
もしポップガードがないまま録音すると人の息が直接マイクに降りかかってしまいます。
「ボッ!」「ボソッ!!」というノイズが入ってしますのでクリアに録るためにポップガードは必需品ですね。
ヘッドホン
録音時のモニターに使います。
モニターヘッドホンには解放型と密閉型の2種類があります。
ボーカルレコーディング には、マイクに声以外の音が入らないよう音漏れの少ない密閉型を選ぶのがベストです。
数多くのレコーディングスタジオで愛用されている音楽業界のスタンダードモデルです。
発売以来、数多くのレコーディングスタジオで愛用されている事実が、高い評価と信頼を証明しています。
パソコン
録音するためのDAWソフトをインストールしたパソコンです。
Dell ゲーミングノートパソコン Inspiron 7567 レッド 18Q32R/Windows10/15.6インチFHD非光沢/16GB/256GB SSD+1TB HDD/GTX1050Ti
DTM用のパソコンを選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考ください。
オーディオインターフェイス
パソコンと音をやり取りするオーディオインターフェイスは、音の出入り口となる重要な機材です。
もっと詳しくオーディオインターフェイスについて知りたい方はこちらの記事も合わせてご参考ください。
リフレクションフィルター
レコーディング 時に周囲のノイズや反射音をマイクから守ってくれるアイテムです。
はっきり言ってリフレクションフィルターは部屋に吸音材を張り巡らせるより効果は絶大です!!
実際の音の違いを聞いていただけると違いが分かると思います。
これはリフレクションフィルターで定番とも言える商品ですね。
外観は音を拡散するアルミ素材で内部には吸音効果の高い糸状繊維素材になっています。
まとめ
いかがでしたか?
ボーカルをレコーディング するためには9つの機材・アイテムが必要だということが理解していただけたかと思います。
今一度必要な機材をまとめてみましょう。
ボーカルレコーディング に必要なもの
- マイク
- マイクホルダー
- マイクスタンド
- マイクケーブル
- ポップガード
- ヘッドホン
- パソコン
- オーディオインターフェイス
- リフレクションフィルター
これらはパソコンを使ってレコーディング をするためにどれも必要な機材たちです。
その場合は、入門用としてマイクやオーディオインターフェイスが揃ったスターターセットも出ています。
機材に不安な方はこちらから始めるのも良いと思いますよ。
DTMによる作業っていくつもの機材が必要になるので使い始めは慣れるまで大変もかもしれません。
しかし、録音の数をこなせば必ず慣れてきますので、ぜひ頑張ってレコーディングに挑戦してみてください。