【知っておきたい!】初心者にオススメできるモニタースピーカー4選




作曲やミックスなどの音楽制作ではモニタースピーカーは必須アイテムの1つです。

そのモニタースピーカーは家庭用のスピーカーとどう違うのか?

それは音質の大きな違いにあります。

音楽制作に必要なスピーカーの能力とは?また初心者のためにオススメできるモニタースピーカーをご紹介していきます。

モニタースピーカーとは

モニタースピーカーとは、レコーディングやミックスで使うための専用スピーカーのことです。

このモニタースピーカーですが、実は家庭用のオーディオやミニコンポとは使う目的が全く違います。

一般家庭用のスピーカーとモニタースピーカーは使う目的が違ってきます
“ポン吉くん”
外見はほとんど同じスピーカーなのにどの辺が違うんですか?
“Haike”
結論から言うとモニタースピーカーは家庭用のオーディオに比べて音質がフラットで味付けがないのでレコーディング・ミックスなどの音楽編集に向いているんです。
私はYamaha HS5というモニタースピーカーをDTM用に使用しています。
“ポン吉くん”
音質がフラットだと音楽編集に向いているってどういうことですか?

例えば、低音が持ち上がって聴こえるミニコンポのスピーカーでミックスするとしましょう。

おそらくその場では迫力あるサウンドに聞こえると思います。

しかし、友達の家や車など違う環境で再生するとショボく聴こえてしまう。

ミニコンポやオーディオスピーカーを使ってミックスするとこのような問題が発生してしまいます。

オーディオ用スピーカーでミックスすると他の環境で音質が偏ってしまいます

こう言った問題を避けるためには音質的に味付けのないフラットなモニタースピーカーを使うことが重要になってきます。

モニタースピーカーを使うメリット

解像度が高い

まずモニタースピーカーは家庭用のオーディオスピーカーと比べて音の解像度が非常に高いです。

“ポン吉くん”
音の解像度ってどういうことですか?
“Haike”
スピーカーから出てくる音が鮮明で複数の楽器の音やボーカルの息遣いがしっかり聞こえるということが解像度が高いと言えます。

テレビでもブラウン管の画質より4Kの画質の方がキレイかつ鮮明で解像度が高いですよね?

オーディオでもこれと同じようなことが言えます。

スピーカーの解像度が高ければミックスの際に各楽器のEQ処理の結果がはっきりと分かるので作業が楽になり、正確な仕事ができるようになります。

フラットな音質

レコーディングやミックスをする際にスピーカーの音質がフラットだということも大事です。

一方ミニコンポやオーディオスピーカーの場合、音楽鑑賞が楽しめれるように低音や高音が出やすい仕様になっています。

例えばリスニング用スピーカーとして代表的なスピーカーのBOSEです。

Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II ポータブルワイヤレススピーカー カーボン
BOSE(ボーズ)

このスピーカーは音楽鑑賞として臨場感溢れる申し分ないパフォーマンスを発揮してくれます。

“Haike”
しかし、このオーディオスピーカーを使ってミックスをすると大変なことになってしまいます。

基準が低音高めなので他の環境・スピーカーで曲を再生するときっと音質が極端に変わってしまうことでしょう。

レコーディングやミックスでは、そういうことが無いようにフラットな音質・環境でミックスすることが良いミックスするための大前提条件となります。

定位が確認しやすい

スピーカーの解像度が高ければ定位(各楽器の距離感や位置)がハッキリします。

定位とは2つのスピーカーからでてくる音から演奏している人や楽器の位置関係がつかめること。

また音像定位などとも言います。

定位がハッキリすれば各楽器の位置や距離感が分かりやすくなります。出典:tunegate

もし、家庭用のスピーカーだと妙にこもってたり低音が強くて楽器の位置や距離感が感じ取りにくくなります。

聞き手側に臨場感を与えて楽しんでもらうためにはこの各楽器の距離感・位置は大事になってきますので、定位をハッキリ分かりやすい環境を作ることは大事です。

モニタースピーカーを使うデメリット

環境によって音質が変わってしまう

厄介なことに部屋の大きさ・形によってスピーカーの鳴り方は変わってきます。

“ポン吉くん”
えぇー!そんなこと言われても初心者の僕に分かる訳ないじゃないですか!
“Haike”
そう言う時は極端な環境で例えたら分かりやすいですよ。

例えばお風呂場トンネルです。

その中でしゃべったり音を立てると音が反響しますよね?

お風呂は狭くて壁が硬いのでよく響きます。

おそらくそのような環境で大音量でスピーカーから音を出すと反響が酷くてハッキリ聞こえづらいと思います。

それは一般的な家庭用の部屋でも同じことが言えます。

どんな部屋でも少なからず音の反響はしています。

反響すればスピーカーから鳴っている音がハッキリしなくなるのでその反響が邪魔してミックス時に正確な判断がしにくくなってしまうんですね。

“ポン吉くん”
じゃーどうしたら正確なミックスができる部屋が作れるんですか?
“Haike”
それではその解決策をこれからご紹介しましょう!

対策

“Haike”
スピーカーの性能を最大限に発揮させるためには、まず反響を抑えてスピーカーから出る音をハッキリさせる必要があります。

反響を抑えることが出来たらスピーカーの位置を変えて低音をコントロールします。

“ポン吉くん”
なんだか難しそう…初めての僕に出来るか不安ですが大丈夫でしょうか?

コストをかけずに誰でもスピーカーのセッティングができる記事を紹介しておりますのでぜひご参考ください。

オススメのモニタースピーカーをご紹介

モニタースピーカーは、たくさんのメーカーから発売されていますが初心者にとってはどれを選んだらいいか分かりませんよね?

今回は、初心者でも使いやすく失敗しないオススメのスピーカーを4つ紹介したいと思います。

GENELEC モニタースピーカー 8020DPM

プロ用のモニタースピーカーとして憧れを持って見ている人も多いGENELEC(ジェネレック)のスピーカー。

様々なレコーディング現場でもよく使われるスピーカーでもありますが、アマチュアからプロまで手軽に使えるように設計されたこの8020DPMというスピーカーです。

“Haike”
他のメーカーと比べても若干値段は高いですが、GENELECのマネージング・ディレクター(CEO)のSiamäk Naghaianさんは以下のように述べております。

価格については、ぜひトータルコストとして捉えてほしいと思います。当社の製品の寿命は非常に長く、何十年に渡って使っていけるのです。実際、これまでの当社の40年の歴史において、修理不可能になったものは1つもないのです。そういう意味で、利用1年あたりの価格とみれば、非常に価値のある、とても安い製品を作っていると考えております。

藤本健の “DTMステーション”より引用

確かに少し値段は高めですが、極めて理想的な音声モニター環境の実現を可能にしコンパクトなスピーカーサイズからは信じられないような豊かな低音再生を実現しています。

“Haike”
プロたちが認める高品位サウンドをデスクトップで楽しみたい方には持ってこいのモニタースピーカーですね。

YAMAHA パワードスタジオモニター HS5

“精確性”という設計理念を受け継ぎ製作しているYAMAHAのスタジオ・モニター

とにかく澄んだ高域・レスポンス、スピード感もすごくあり、奥行きもしっかりしています。

またサイズはコンパクトなので、HS5は自宅スペースなどのプライベート・スタジオで作業している人にとってピッタリでしょう。

私はYamaha HS5というモニタースピーカーをDTM用に使用しています。

またこのHS5の背面には『ROOM CONTROLスイッチ、HIGH TRIMスイッチ』が配備されております。

これはどういう時に使うものかというと低音や高音の反響を抑えるために使います。

▲リア・パネルのバスレフ用ダクトの右に、上からボリューム・ノブ、ライン入力(XLR、TRSフォーン)、ROOM CONTROLスイッチ、HIGH TRIMスイッチを備える

狭い部屋だとスピーカーの位置はどうしても壁際までギリギリに配置せざるおえない状況になりますよね?

その場合どうしてもスピーカーから低音が強く出てしまいます。

その状態では正確なミックスが出来ませんので、低音を抑えるために『ROOM CONTROLスイッチ』を-2db,-4dbに変えて低音を調整することができます。

“Haike”
余り予算が出せないけど自宅で正確なミックスをしたいという方にはオススメのスピーカーです。

MACKIE マッキー CR4

スタジオモニター並みのデザインと音質、パフォーマンスをローコストで実現したMACKIE CR4 というスピーカーです。

Mackie CRモニタースピーカーは、映像・音楽制作でも、ストリーミング配信視聴用としてもどちらでも使えるなのでまさにスタジオモニター並みのクォリティーを再現してくれるモニタースピーカーです。

意外とコンパクトなので場所を取らない

サイズは224mm×156mm

サイズは224mm×156mmです。

“Haike”
身近なもので例えるとA5サイズの用紙の大きさに近いですね。

スピーカーとしては意外と小さめなので限られたデスクスペースの中でも場所を取らず設置することができます。

サウンド 高品位なパーツを採用

高出力のスピーカードライバーユニットとスタジオモニターで採用されているウェーブガイドシステム

ウェーブガイドシステムとはスピーカーの音が製品内部に作られた共鳴管を通ることにより、非常に豊かなサウンドを届けてくれる技術のことです

このシステムのおかげでこんなコンパクトなスピーカーでもクリアな音質で楽しめます。

“Haike”
他の同価格帯のモニタースピーカーにはない一線を画したモニタースピーカーですね。

一緒に使える豊富なアクセサリー付属

なんとこのスピーカーにはご親切にスピーカーケーブル防振用のスピーカーパッドまで付属されています。

そのためスピーカーを買ってすぐに使えるように配慮されています。

  • アコースティックアイソレーションパッド
  • ステレオミニ⇔ステレオRCAケーブル
  • ステレオミニ⇔ステレオミニケーブル
  • L/Rスピーカー接続用スピーカーケーブル
“Haike”
DTM始めたばかりでとにかくピーカーのことはよく分からないし必要なケーブルを揃える自信がない方にはオススメです!

IK Multimedia iLoud Micro Monitor

世界最小クラスのモニタースピーカーの iLoud Micro Monitorです。

“Haike”
どれだけコンパクトとかというとこの画像の通り手のひらサイズです!
まさに手のひらサイズのコンパクトさ!

そして、狭い部屋や5〜6畳の限られた作業空間でも心地のよい高音域、濁りのない中音域から、驚くほど下まで伸びた低音域まで、明瞭に再生が可能です。

驚くほど透明で、明瞭なサウンド

ウーファー、トゥイーターそれぞれを独立したアンプで駆動するバイ・アンプ設計なので、正確なリスニングが期待できます。

音楽制作、アレンジ、ミックス時にも向いています。

どんな狭い部屋にも対応して設置できる

このiLoud Micro Monitorは、部屋の特性に合わせて音の補正をすることが大きなメリットです。

狭い部屋だとどうしてもスピーカーの位置は壁際になってしまいます。

その場合、低音が余計に出てしまい正確なリスニングをすることができません。

その余計に出てしまう低音をカットするためにスピーカーの背面に画像のような3つの音質補正スイッチが搭載されています。

もし、音源を流していて全体的に低音が出すぎているなと思ったらスピーカー背面のEQを【LF -3dB】に設定すると良いでしょう。

背面には音質をするためのEQ(イコライザー)があります。
“Haike”
こうすることでよりミックスするための正確なリスニングができますよ。

持ち運んだり外でもどこでも使える

iLoud Micro Monitorには、RCA、1/8インチ・ステレオ・ミニ端子を装備している他、なんとBluetooth接続にも対応しています。

Bluetoothにも対応しているのでiPhoneからワイヤレスで音を流すことができます

なので音楽制作、ビデオの編集などの作業時にはライン接続、日常のリスニング時にはワイヤレス接続と、さまざまなシーンでの使用目的に合わせて使うことができます。

“Haike”
まさに場所を選ばない万能タイプのスピーカーですね!

唯一のデメリット

私が1つ感じているデメリットとしては1/4フォーン端子でライン接続が出来ないという点ですね。

 

これが1/4フォーンプラグ端子です。

上級クラスのオーディオインターフェスとなるとモニタースピーカーに繋ぐためにはマイクロフォン端子や1/4フォーン端子が主流です。

“Haike”
本格的な機材を取り揃えて作業をしたい人には少々物足りない感が出てくると思います

しかし、これだけ多機能かつ音質的にも申し分ないので、持ち運びを考慮したフットワークの軽い作業したい人にかなり向いているスピーカーでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

作曲やミックス・マスタリングの時、いかにモニタースピーカーが重要かお分かりいただけたかと思います。

モニタースピーカーはDTM始めるためには必須のアイテムです。

決して値段が高いからって音がいい訳ではいので自分の使い方に合わせて選ぶと自身のより効率的な上達に繋がると思います。

スピーカーの良し悪しについてよく分からない初心者の方は、先ほど紹介したスピーカーを参考してみると良いでしょう。

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